さて、ここからは、スキンヘッドにしてみるぜ!と、決断をしてしまった方のために書きます。
スキンヘッドのやり方については、色々な方法があると思いますし、スキンヘッドにする方法を解説しているサイトも多数ありますので、そちらも参考にしてみて下さい。ここでは、庶務坦が行っている方法についての解説を致します。
◎まずは坊主に
スキンヘッドにするにあたってはまず出来るだけ短い坊主頭にします。
バリカンをもっている人はバリカンで、持っていない人は誰かに借りるかして下さい。ご近所の方なら庶務担が切りに行ってあげてもいいです。まあスキンヘッドにすると床屋さんに行くこともなくなるのでここはひとつ快適さを味わいに床屋さんに行くというのもいいかもしれません。
床屋さんへ行く場合には、坊主にするなどというクッションは不要ですので、一気にスキンヘッドにしてもらいましょう。スキンヘッドにしてくれと言うと面食らう床屋さんもいるかもしれませんが、まあ相手もプロですのでたいていは頭も顔もすっきりと剃りあげてくれることでしょう。
床屋さん以外で坊主頭にする場合には、せっかくですので色々な髪型にトライするのもオススメです。モヒカンや額の上の部分だけ残したお祭り好きの職人風の髪型など、通常ではトライ出来なかった髪型にしてみて、自分に似合うか似合わないか確認するといいですよね。ここで、案外似合うという場合には、一旦その髪型を採用するってことも悪くないですしね。まあ、似合わなくってどうしようもないって事もあるかもしれませんが、それはそれで笑えますしいいでしょう。楽しんでやってみて下さい。
◎いざスキンヘッドへ、お風呂で剃ろう
さて、床屋さんで一気にスキンヘッドにしてしまった人はいいとして、坊主頭にした人は、いよいよ剃りの作業に入りましょう。
剃る場所はお風呂がベストです。まずはシャンプーか石鹸で頭を洗います。湯槽に浸かり体を暖めます。そうすることで髪の毛が蒸されて剃り易くなります。体が暖まったらいよいよ剃りの作業に入ります。
まずシェービングフォームをたっぷりと頭に塗り付けます。シェービングフォームの量が少ないと怪我をしやすくなりますので、量はけちらずにたっぷりと使いましょう。

シェービンフォームを手にとる

シェービングフォームをたっぷり塗る
◎まずは前のほうから
シェービングフォームを塗ったら、いよいよ剃っていきますが、髭を剃るのは慣れていても、頭を剃るのは慣れていないでしょうから、まずは剃りやすい場所から剃りましょう。やはり頭の前の方が剃りやすいです。
最初は順剃りといって、髪の毛の流れと同じ向きにシェーバーを動かします。頭のてっぺん、登頂部から額に向けて剃っていく感じですね。
◎側頭部&後頭部も剃りましょう
頭の前の部分を剃り終えたら横部分(側頭部)&後頭部を剃っていきます。

頭頂部から首に向けて剃っていきます
頭の上の部分同様に順剃りします。耳に近い部分は順剃りでは剃りづらいのでこの段階では無理に剃らなくてもかまいません。横が剃れたら後ろを剃りましょう。後ろは鏡で見ることができません。今まで以上に慎重に剃りましょう。
シェーバーの刃の部分を下で、かつ手前側にくるようにシェーバーをもちかえます。ちょうどお習字の筆を持つようなイメージです。親指と人差し指に加え薬指、小指をそっと添えシェーバーを保持します。手を頭の後ろに回しシェーバーの刃を軽く頭に置いたら頭頂部から首に向かって軽く剃っていきます。
自分では見ることができず感覚に頼らざるを得ないので力を入れすぎないように注意して、焦らず丁寧に剃りましょう。
◎一度流して更に念入りに
順剃りである程度剃れたら一度頭を流しましょう。慣れてくればシェーバーについた泡をもう一度頭になすりつけたりして更に剃ったりしますが、まあここは最初だから慎重にということで。
さて、きれいに洗い流したら、頭に再度シェービングフォームを付けます。
今度は前頭部から毛の流れと反対の逆剃りを行ないます。後頭部を剃った時同様、シェーバーの刃が下でかつ手前側にくるように持ちます。額側から頭頂部に向かってそっと剃りあげていきます。少しずつ剃る位置をずらしながら焦らず丁寧に剃りましょう。

額側から頭頂部に向かって逆剃りしていく
慣れてくればシェーバーで引っ張ってしまったシェービングフォームを再度剃りたい場所に撫で付けながら、素早く剃ることが出来るようになります。
そんな時の剃りかたのイメージは、50’Sのスターです。エルビス・プレスリーとかジェムス・ディーンとか。古すぎて解らない人は横浜銀蝿などをイメージしてみてください。(横浜銀蠅もわからないか?)
要はポマードでリーゼントとかオールバックにする時、左手で髪を押さえながらクシを入れているのを見たことがあると思いますがあんな感じの動かし方です。(やっぱり若い人にはわからないかな・・・)
左手でシェービングフォームを付けながら右手に持ったシェーバーがそのすぐ後ろを剃っていくといった感じです。
◎側頭部を仕上げていく
前頭部が剃れたら側頭部を剃っていきます。

顔側から後ろへ
シェーバーの持ち方は前頭部を剃った時と同じです。側頭部の場合はいきなり下から上を向けて剃るのではなく、顔の方から後頭部に向かって剃っていきます。ここでも少しずつ剃る場所を変えながら丁寧に剃っていきます。
耳の辺りは怪我をしないよう注意して剃りましょう。水平方向へひととおり剃り終えたら耳の上から頭頂部に向かって斜め向きに剃るなどして剃りムラのないようにしましょう。
◎後頭部の仕上げ
側頭部を剃り終えたら、同じような感じで後頭部を剃っていきます。

後頭部も念入りに
耳の後ろの生え際の辺りからまずは水平方向へ剃っていきましょう。後頭部は他の場所と比べて凹凸があることが多いので、シェーバーを持っていない方の手で頭を撫でて剃り残しがないか確かめながら剃ります。
首筋付近も渦巻きがあるなどいろいろな方向から毛が生えていますのでシェーバーを当てる向きを変えながら丁寧に剃り、剃り残しがないようにします。
◎最終確認
これまでで、頭全体がひととおり剃れたはずです。

耳の後ろなども念入りに
最後に生え際など中心に剃り残しをなくして仕上げていきます。剃り残しがちなのは、耳の後ろ、もみあげ付近、首筋付近などです。一度頭を洗い、シェービングフォームを流してから剃り残しを確認してみてもいいですね。
首筋など、どうしても上手く剃れない場合は後で電気シェーバーで剃りましょう。毛の流れにあわせていろいろな方向からシェーバーをあて、剃り残しをなくしていきます。
◎できあがり
これできれいにスキンヘッドが出来上がりました。
頭皮をケアするためにも、アフターシェーブローションを塗っておきましょう。アフターシェーブローションがない場合やシェーバーによって頭皮を切ってしまった場合にはメンソレータムなどを塗っておきましょう。
メンソレータムを塗った場合はなかなか乾かないので、塗った後にはなるべく頭にものを付けないように(横になったりしない)しましょう。
人によって違いはあると思いますが、慣れれば特に何かを塗らなくても、自然と頭皮から脂がでてきて、なんとなく潤うものではあります。そうはいっても寒い時期、乾燥している時期には多少のケアは必要かもしれません。
◎見慣れない?
どうです?上手く剃れました?似合わないですか?
まあ、見慣れないので多少違和感があるのは致し方ないです。まあ2,3日すれば慣れてきます。スキンヘッドにしたら髪がある時と違い頭をものにぶつけると非常に痛い思いをしなければいけません。くれぐれも頭をぶつけないように気をつけて下さいね。
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